ムッキーの初老日記セレクト

あの頃と今とネットレトロな日記。

クイズハンター奮戦記③

クイズハンター奮戦記①

クイズハンター奮戦記②

 

クイズハンターの形式は、25枚位のパネルがあり、各パネルに「芸能」「地理」「歴史」「ことわざ」などとジャンルが書いてある。正解するとパネルごとに色々な賞品がもらえる。この商品には値段が付いている。パネルが全部開いた後は「ハンターチャンス」というコーナーになり、正解すると他のチームが獲った賞品を奪えるのだ。最終的に賞品の合計金額が一番多いチームが優勝。優勝者には最後のクイズが出され、それに正解すると旅行がいただける、というものだ。ちょっと違うかもしれないが、まあだいたいこんなところだったと思う。

 


一問目。まずは柳生さんが選んだジャンルは「テレビ」。

「わんぱくフリッパー、海のトリトンに共通する動物は、なんでしょう?」

 

ピンポン!

 

「はい、従姉妹ペアの、ムッキーさん!」

 

イ、イルカ!

 

ピロロロロン!「正解です!」

 

やった!賞品は、なんと30万円相当のダイヤのリング。

幸先がいい!この賞品金額が高いほどいい。30万はきっと今日の最高金額だ。


だが・・・

見ると出るとでは大違いだということをこの後思い知った。

解っていても、なかなかボタンが押せないのだ。

いや、押しているが一歩遅れる。どんどん番組は進行してゆく。

そうなると焦りが出て、ますますボタンが押せなくなり、

この後仲良し従姉妹ペアが答えられた問題はたった3問!

しかも、その賞品は「ジャンセンのポロシャツセット」とか

「ティッシュ1年分」という、

金額の安い、どうでもいいようなものばかり。

 

古の出場者達よ。

今まで馬鹿にしてた私を許してくれ。

 

だが私達には「30万のリング」ある。

この後のハンターチャンスで誰かの高額商品を奪えば、優勝も夢ではない。

 

次のハンターチャンスは全5問。その1問目。

例のまげわっぱ夫妻が正解し

なんと私達の虎の子、30万円のリングを奪っていった ( ꒪Д꒪) !

他のチームには「温泉旅行券」や「テレビセット」などの

高級賞品がたくさんあるにも関わらず

リングしか、いい賞品がない、私達から!!

 

オホホホ、ごめんなさいねえ」と笑いながら。

 

 

情け容赦も人情もない、このまげわっぱ夫妻が憎い

何が何でもリングは奪い返す!復讐に燃える仲良し従姉妹ペア。


そして最後の問題。チャンスはやって来た。

 


「香りがよく、堅くて丈夫な性質から、

 古来より湯船などに使われる木材は何でしょう?」

 


わかる!答えは「ひのき」だ。これだけは絶対遅れるもんか!

ボタンを押そうとした瞬間、従妹のまゆが一歩早くボタンを押した。

よっしゃ!まゆ!おまえもわかったか!行け!さあ答えろまゆ!


「ハイ!従妹ペアの、まゆさん!」 柳生さんの声が響く。

まゆはマイクに顔を近づけ、大きく息を吸い、答えた。

 

大理石!!

 


ゴーーーン(゜▽゜)!!

 

ブブーー。

不正解のブザーが虚しく響いた。

 


結局優勝したのは、我々の30万円のリングを足して

合計80万相当の賞品を獲得した、まげわっぱ夫妻だった。

 

収録後「ムッちゃんごめんねごめんね」と半べそのまゆ。

泣くなまゆ。。。。君のせいじゃない。

誰のせいでもありゃしない

みんなクイズハンターを甘く見ていた二人が悪いのさ。

 

帰り、応援団のみんなに食事を振る舞い、重い足取りで家路についた。

どんよりとした空気の中、なぜかシュー・トメだけが元気だった。

 

数日後、ティッシュ、トイレットペーパー、

キッチンペーパーが1年分詰まったでっかいダンボール箱が

何箱も届き、狭いアパートを占領した。

私は何日もかけ、親戚知人に配りまくった。

 

そして1ヵ月後のオンエア。

見たくもないと思いつつ見た私の目に映ったのは、

「ごめんなさいねえ」と言った時の、まげわっぱ夫人の小憎らしい顔と

あんなに化粧したのにライトで飛んでしまい

まるで素顔のように見える

のっぺらぼうの従姉妹ペアの顔であった。

 

今も、参加賞のマスコット「じゅうべい」が

ヨレヨレになりながらも、棚の上で笑っている。

 

 



明日に続く

 

クイズハンター奮戦記②

クイズハンター奮戦記①

 

スタジオの中は冷房がキンキンに効いて、冷凍室か手術室のようだった。

そうか、これでタレントさんは汗でメイクが崩れないってわけだ。


私達は赤のボックスだった。席についてスタッフより注意事項を聞く。

力いっぱいボタンを押すこと。大きな声で答えること。

なんかそんなような事だった。

 

そしていよいよ柳生さん登場

ニコニコしながら出場者全員と握手してくださった。

うーん、痩せても枯れても芸能人だ。

「皆さん頑張って下さいね」と満面の笑み。


軽いリハーサルがありいよいよ本番。その時、柳生さんが私達にくるりと背を向けた。

 

あっ・・・(゜ロ゜)!

 

柳生さんのうしろ姿を目の当たりにして、私は息を呑んだ。

すその髪を長く伸ばし、その髪を渦巻かせながら

ペターーッと頭皮に這わせてあったのだ。

シナモンロールのような渦巻きがそこに・・・。

 

 

上手いモンだなあ。「小さな銀河系」だ。

・・・そんな言葉が脳裏に浮かんだ。

横を向くと、まゆも何か言いたそうな目をしていた。

 


そして本番。

スタジオの照明が急に明るくなる。まぶしい。向こうが見えない。

 

出場者は4組だ。私達は「仲良し従姉妹ペア」と紹介された。

 

4組目の東北から来てる夫婦の紹介の時、予想してないことが起こった。

何でもこのご主人が、まげわっぱを作ってる職人さんとかで

なんとVTRでその仕事振りが紹介され、スタジオにまげわっぱも用意され

柳生さんから色々質問など受けている。

なんだこりゃ。なんかズル!

こんなこともあるんだ。一組だけ特別扱いでVTRまで流すとは。

まげわっぱ、そんなにすごいのかまげわっぱ

 

なんだかイヤーな予感がする仲良し従姉妹ペアであった。

 

明日に続く

 

 

(2002年8月 記)

 

クイズハンター奮戦記①

数年前、TVのクイズ番組に出たことがある。

100万円クイズハンターという、

平日の昼10時半頃からやっていた

柳生博氏が司会をしていた番組である。

見ている時は、

「簡単な問題ばっかりなのに

 なんでこんなこともわかんないんだろうなあ」

と、バカにしていた。こんなのカンタンじゃん、と。

 

そんな時、

「ねえ~ムッちゃん、一緒に出てみようよー!」

と電話してきた従妹のまゆと一緒に思い切って応募してみたら、

あらま、無事予選も通過し、収録日も決まった。

 

これで温泉旅行や、ロマン輝くエステールのダイヤのネックレスは

もらったも同然だ!


従姉妹同士は盛り上がっていた。


収録日当日。

私は地元から友達、オッサン君、義弟とその友達、

そして姑のトメ、略してシュー・トメを引き連れ

テレビ朝日に向かった。皆ピクニック気分だ。


応援席も映るよね ♪

カメラがこっち向いたらなんかポーズ決めようぜ ♪

なんて和気あいあいとはしゃぎあっていた。


東京在住の従妹まゆとは駅で待ち合わせ、皆でテレビ朝日へ。

玄関前で記念写真を撮ったり、誰か芸能人がいないかきょろきょろしたり

田舎モノ丸出しの、ムッキーとその仲間たち


出演者とその応援団の控え室に通されて私たちはギョッ!となった。


他の出場者の化粧が濃い!


TVに出る時はこんなに塗るものなのか?

「ムッちゃん、みんなすごいよ。どうする?」

と従妹がこっそり聞いてきた。

「えー、アレは塗りすぎだって。私らだってかなり今日は濃いんだから

これで充分だと思うなあ」

「だよねえ、こわいよねえ、あんなに塗っちゃ・・・」

 

その時「第○○回の出場者の皆さんはこちらにお集まりくださーい!」

というスタッフの声が。

「がんばれムッキー!まゆちゃん!」という皆の声に見送られ

私たちは遂にスタジオ入りしたのであった!

 

明日につづく

 

 

(2002年7月 記)

 

夢見るムッキー


以前、授業中無意識に大声で歌って怒られた話を書いたが

私にはどうやら「寝ぼけ癖」もあるらしい。


高校の時。

郵便屋さんが来た夢を見た。ウチの郵便受けに手紙を入れて行った。

なんだろう、どこからだろう・・・

私は起き上がり、部屋を出て玄関の鍵を開け外に出て、郵便受けを

ガチャガチャガチャガチャ

やっているところを、母親に発見された。


ある時はいきなり立ち上がり、部屋の電気を

点けたり消したり点けたり消したりしながら


「フィーバー!」 と言っていたらしい。

 




また、お盆に親戚が泊まりに来た時。

むっくり起き上がり、隣に寝ている叔母の顔をジッと見つめ

「ん?ムッちゃんどうしたの?」

と聞いた叔母の頭をスパーン!と張って

またバッタリと寝たらしい。

翌朝、叔母がぶりぶり怒っていた。



ガバッと起き上がり

警察が来た!逃げろ!逃げろー!

 

と私が叫んだ時は、

娘は何か犯罪を犯しているに違いない・・・と思ったと、母は語った。



結婚してからも、オッサン君からよく目撃談を聞かされる。

朝起きると、枕元に散乱した衣服と、箪笥の引き出しがあったので

てっきりオッサン君がやったと思い、非難すると

 

「オマエが寝ぼけたんだ!」と抗議された。



夜中にむっくり起き上がり、箪笥の引き出しをガタガタと外し

枕元に置いて中のものを出しているので

不審に思い「おい、なにやってんだ?」と聞いたところ

私はきっぱりと

 

「ねずみが入った」と言ったそうだ。


これはもう寝ぼけと言うより「夢遊病」の域に入るのではないか。

と、真剣に悩んだこともあったが、ここ数年は出ていないのでホッとしている。

だが、意味不明の「寝言」は今でもひどいらしい。


なんでだろう・・・。

 

(2002年8月 記)

七年殺し

先日オッサン君とナンジャカンジャと口喧嘩?になり

私があんまりオッサン君の言い間違いを笑うものだから

頭にきたオッサン君が言った。


「今バカと言ったな!ちくしょー、

 7年後に殺す!


なんで7年後なんよ(・Д・ )!?


「7年後に刺客を差し向けっと!」


そんなの今よこせばいいじゃん!ははは!


「今日の事なんかすっかり忘れた7年後に、放たれた刺客にやられて

な、なぜだっ!?と悩みながら死ぬがよい。」


( ̄▽ ̄;)・・・


もしかしたらホントに7年後に・・・。

 

 

(2004年4月 記)

 

 

 

後記

あれから22年経ったが、刺客のことは忘れているようだ。

 



我が良き友よ

ゆうべ暑かったので、窓を少し開けて布団に入った。

すると外をカラン、コロンと歩く人の足音が。

足音というか、下駄の音。



オット「おい、下駄だよ。」


私「・・・・下駄だね。」


オット「鬼太郎か?」


私「いや、きっと腰に手ぬぐいぶら下げた人だよ

 
オット「つうと学生服だな」


私「うん、男のニオイが沁み込んでるよね


オット「じゃあコイツに暑中見舞い出しても、」


私「秋に戻ってくるね


オット「間違いないね。」

私「ぐう・・・。」




嗚呼、夫婦。

(2005年7月 記)

 

かまやつひろし 我が良き友よ 歌詞 - 歌ネット

 


後記

この頃はまだギリ「バンカラ」が生息していたのかもしれない。

ムッシュが亡くなり、この歌を知ってる人もあまりいないか・・・

子供の頃より、この日記の頃より

いま聴いたほうが、より沁みる名曲である。



HAPPY-GO-LUCKY

同い年の友達「きょん」が久々に遊びにやって来た。

きょんは超ナイスバディで、気持ちも若く

同い年どころか、30代にもとても見えない。

 

彼女の若さを、常々うらやましく思っていたが
そんなきょんも、実は徐々に初老化していることを確認した。

 

この日はカラオケにいったのだが

とにかくきょんは、名前をよく間違う。

 

 

「あれー・・・竹下久美子がない・・・。
マジでない、一曲もない。なんでー?」

 

とリスト本を夢中でめくってる。

 

「誰それ。三択の女王?」

 

「ホラ、もと布袋の奥さん。」

 

「それって山下久美子だよ。」

 

「あら!?∑( ̄▽ ̄)ホホホホ」

 

無事「山下」久美子を歌い終わったきょんが聞いてきた。

 

「ねえムッちま、布袋と小室ってホントに仲悪いのかな?


「誰だよコムロって(笑)テツヤかヒトシか。氷室でしょ?

 

「あ!あはは!ごめんごめん

 あ、そうだムッちま、あの歌うたってよ、ほらあの映画の主題歌。


  汚れた俳優?」

 

「誰だよ汚れた俳優って(T▽T)

 

 清水健○郎か!更生してるはずだぞ


 それは汚れた英雄!」

 

「あれれ!?あははは」

エンドレス。

 

この気にしなさ加減が、逆にきょんの若さの秘訣と言えなくもない。

 

(2003年8月 記)

 

 

 

後記

カラオケ描写で「リスト本」が懐かしい。

この頃はまだ本をめくっていたんだ。。。

きょんの言い間違いは、今も続いている。

昨日は「チョンギレサラダ」と言っていた。

今はもう訂正はしなくなった。通じれば良い。

 

「汚れた英雄」やクィーンの歌が得意ではあるが、もう残り時間が少なくなってからリクエストされるので、喉がちぎれそうになる。今でもそうだ。中盤で言って…(T-T)