数年前、TVのクイズ番組に出たことがある。
100万円クイズハンターという、
平日の昼10時半頃からやっていた
柳生博氏が司会をしていた番組である。

見ている時は、
「簡単な問題ばっかりなのに
なんでこんなこともわかんないんだろうなあ」
と、バカにしていた。こんなのカンタンじゃん、と。
そんな時、
「ねえ~ムッちゃん、一緒に出てみようよー!」
と電話してきた従妹のまゆと一緒に思い切って応募してみたら、
あらま、無事予選も通過し、収録日も決まった。
これで温泉旅行や、ロマン輝くエステールのダイヤのネックレスは
もらったも同然だ!
従姉妹同士は盛り上がっていた。
収録日当日。
私は地元から友達、オッサン君、義弟とその友達、
そして姑のトメ、略してシュー・トメを引き連れ
テレビ朝日に向かった。皆ピクニック気分だ。
応援席も映るよね ♪
カメラがこっち向いたらなんかポーズ決めようぜ ♪
なんて和気あいあいとはしゃぎあっていた。
東京在住の従妹まゆとは駅で待ち合わせ、皆でテレビ朝日へ。
玄関前で記念写真を撮ったり、誰か芸能人がいないかきょろきょろしたり
田舎モノ丸出しの、ムッキーとその仲間たち。
出演者とその応援団の控え室に通されて私たちはギョッ!となった。
他の出場者の化粧が濃い!
TVに出る時はこんなに塗るものなのか?
「ムッちゃん、みんなすごいよ。どうする?」
と従妹がこっそり聞いてきた。
「えー、アレは塗りすぎだって。私らだってかなり今日は濃いんだから
これで充分だと思うなあ」
「だよねえ、こわいよねえ、あんなに塗っちゃ・・・」
その時「第○○回の出場者の皆さんはこちらにお集まりくださーい!」
というスタッフの声が。
「がんばれムッキー!まゆちゃん!」という皆の声に見送られ
私たちは遂にスタジオ入りしたのであった!
明日につづく
(2002年7月 記)